8月の新月のメッセージ「飛び出す私を解放していく」
■インナーチャイルドを見つめる機会をつくる
「インナーチャイルド」という言葉をご存知でしょうか。
言葉の通り、自分の中に存在する子ども、つまり"小さな頃の自分自身"とも言えます。
年齢や時期は人それぞれですが、もう覚えていないほど幼少期の記憶や感情というものは、実は根深く自分の中に残っていることがあります。そこには、ご両親との関係性や体験での感情、友達との感情、自分の中だけの感情など、さまざまなものが存在します。
例えば4歳のときの経験で、とても傷ついた、または悲しかったことがあったとします。当時のあなたは、とても悲しかったし寂しかったし、孤独を感じたかもしれません。ですが、その感情を感じきることのないまま記憶が薄れていき、忘れていくことで前に進んでいきます。そして大人になったあなたは、その出来事さえも思い出すことはないかもしれません。
ここでのポイントが、大人になって忘れているからといって、あなたの心が癒されたわけではないこと。
忘れてしまうくらいのことなら良いのですが、忘れてしまわなければ前に進めなかった、という強いネガティブな感情であった場合、無意識レベルでその過去の小さな私が、現在のあなたに影響していることがあります。