シンプルなTシャツに、むら染美しいスカーフ。素敵なひとの素敵な生活
街を歩いていて目を惹くあの人。なぜその人にひかれるのか、そこに感じられるのは背後にあるライフスタイル。
あの人ならきっと…そんな素敵な生活を妄想してみた。
先日、電車の中で見かけた素敵なひと。
シンプルな装いに髪の毛が見えないほどにぐるりと潔く巻かれたスカーフ。
それがなんとも彼女らしい色合いで、使い込んだその質感から、彼女が生活の中でこのスカーフを愛用していることが感じられる。
マイスタンダートである一枚の美しい布を、さまざまなシーンで使う。なんて素敵なことだろう。
そう、たとえば日差しが強い時に頭から被って日よけにしたり、逆に寒いときは大きく広げて肩から纏う。スカーフは小さく畳めるから、帽子や上着を持ち歩くよりスマートだ。
また、友人に手土産を持って行くときは、スカーフの端を結んでサブバッグにする。適当な紙袋に入れるくらいなら、この方がずっと素敵だし、帰りも空の紙袋を持ってガサガサしなくてもいい。
帰宅後は玄関のお気に入りスペースにさっとかけて見せる収納に。
纏うのに飽きたら、額に入れてアートとして楽しむのはどうだろう。職人さんがこだわって作った上質なスカーフは広げても一枚絵のように「見せる」