■所持するブーツのほとんどがショートブーツ
シューズボックスの中から、ブーツ類をすべて出して並べてみた。
見事にショートブーツやブーティが多い。ロングブーツは現在1足も持っていない。
5~6年ほど前は、ロングブーツを3足持っていた。
ニーハイブーツが大流行した年には、下駄箱に入らない長ーいブーツが冬の間、玄関の土間にずっと出しっぱなしになっていた。
3年ほど前だっただろうか、「ロングブーツ」になんとなく違和感を感じた。
旬でないような気がして、履いても気分が上がらない。ときめくようなコーデも思いつかない。
でもロングブーツって暖かいし、便利だし、という理由でずるずると所持し続けていた。
あるとき、黒の細身のハイヒールロングブーツを履いて実家に帰省した際に、80代の母に言われた。
「今年はロングブーツは流行ってないんでしょう?あなた、ダサいわ」と。
母親から娘への衝撃のファッションアドバイスだった。
家に帰り、ロングブーツを思い切って断捨離、処分した。
「また流行るんじゃないかしら?」と未練もあったが、そのときには絶対にヒールの形やトゥの形は変わっている。
ちゃんと旬のデザインのロングブーツを新しく買おう、と決断したのだった。