初詣だけじゃない! 人生の中で私たちが神社に行くべき理由とは?
というものはそれほどまでに、「宗教」として以前に、日本人にとって「ごく自然な文化」として脈々と受け継がれているのです。
日本を象徴するものとして、神社の風景が挙げられることも多いですよね。心の安らぎや不思議な懐かしさ、そして私たちに、目に見えないものへの畏敬の念を抱かせる場所……。
太古の昔から受け継がれる神社は、まさに日本の「心」であり「宝」だと言えるのではないでしょうか。
■日本が誇りたい「互いを認め、尊重する心」
日本には、世界から見れば「独特の宗教観」があると言われています。
一年のはじまりには神社へ初詣に出かけ、お寺では仏様を拝み、キリストの誕生日であるクリスマスもお祝いします。このようにこの国では、ある意味で宗教の違いに対してとても「寛容」であり「おおらか」なのだとも言えるかもしれません。
それぞれの宗教が伝える倫理観や、人生哲学的な要素を認め、その中に「生き方」についての共通点を見出しているのではないでしょうか。
ひとつのことだけを信じて他を一切認めないのではなく、たとえ心の支えとする宗教は違っても、お互いを尊重しながらよりよい世界を目指すこと。……私はその部分にこそ、「神道」