映画『それだけが、僕の世界』感想。感涙必至! 家族の絆を描いた感動のヒューマンドラマ。
と再会を果たします。
過去のある出来事から母親との関係は完全に断絶していましたが、老いた母から一緒に暮らそうと頼まれ、明日の暮らしにも困っていたジョハは渋々インスクの家に向かいます。
そこには生まれて初めて会う弟ジンテ(パク・ジョンミン)がいました。
初めて会った弟に戸惑いを隠せないジョハ。
サヴァン症候群だというジンテは、何を言っても「は~い」と無邪気な返事をするばかりで、ジョハの苛立ちは収まりません。
一方、長年母に溺愛されて育ってきたジンテは、荒っぽいジョハに恐怖心を抱き、食事中もキャッチャーマスクを装着する始末。
ちぐはぐな3人の奇妙な共同生活が始まりますが、それでも初めて息子ふたりが揃ってくれたことに、インスクは嬉しくて仕方がありません。
ジンテは、日常生活は母親の介助がなければ送れませんが、一度聴いた音をピアノで演奏することができる天才的な音感とピアノの才能を持っていました。
大好きなTVゲームの腕も最強で、ジョハが何度勝負を挑んでも歯が立ちません。
なにかとジンテを気にかけてくれる大谷の娘スジョンも巻き込んで、ギクシャクした兄弟の関係は少しずつほぐれ始めます。