映画『それだけが、僕の世界』感想。感涙必至! 家族の絆を描いた感動のヒューマンドラマ。
ある日、町でチラシ配りのバイトをしていたジョハは、以前夜道で自分を轢いたハン・ガエル(ハン・ジミン)に再会します。
大豪邸に暮らすガエルの母は、ジョハの風貌を見てはなから当たり屋だと決めつけ不躾な態度をとったため、ジョハには不愉快な記憶しかありません。
その非礼を丁寧に詫びるガエルに「二度と来るな。貧乏人を馬鹿にしやがって」そう悪態をつき帰ろうとしたジョハ。
お詫びに大金を支払おうとするガエルの片脚が義足だと気づき、ジョハはわずかに興味を覚えます。
実はガエルは、ジンテも大ファンの有名な天才美人ピアニスト。
しかし、車の事故により右脚を失って以降、表舞台から遠ざかっていたのでした。
3人の生活が、それなりにうまく回り始めていたのもつかの間。
インスクが仕事のため1カ月近く家を空けるという緊急事態が起こります。
かねてよりジンテにピアノの才能を感じていたインスクは、自分が不在の間に開催されるピアノコンクールにジンテを出場させたいとジョハに懇願します。
当面の生活費とコンクールの賞金につられ、ジンテの面倒を見ることを了承するジョハ。
インスクが旅立ってすぐ、一緒にバイトのチラシ配りをしていたところ、ジンテが急にいなくなってしまいます。