御朱印の転売、恫喝騒ぎが悲しい……御朱印帳を持つ方に伝えたい5つのこと
で過ごす時間を、心から慈しんでいただけたらうれしいです。
3.かたちあるものの「ありさま」に執着しすぎない
御朱印は通常、神職をはじめとする、神社関係者が書いています。
神様のお手伝いとしてお書きしているも同然なので、もちろん心を込めて、皆様へとお渡ししていることでしょう。
ただ、人間の書く(押印する)ものですから、字の上手い下手があったり、場合によっては書き損じなども生まれたりすることもあります。
大切な御朱印帳だからこそ、「完璧に」美しいものにしたい、というお気持ちも、もちろんわかるのですが……。
しかし、その「出来不出来」で、神様とあなたとのご縁の質が左右されるわけではありません。神様は、あなたの「心」を見つめていますから、どんな「ありさま」の御朱印であっても、関係ないのです。
どうかそれを原因に、神様の前で腹を立てて怒鳴ったり、その神社を嫌いになったりするようなことがないことを願っています。
4.神様からの「授かりもの」を私欲のために利用しない
この世で生きるためには、もちろんお金が必要です。ただ、目には見えない神様と向き合うとき、その「欲」は、ぜひ脱ぎ捨てていただきたいのです。