映画『神と共に 第一章:罪と罰』感想。輪廻転生、壮大な冥界ファンタジーアクション!
こんにちは!アートディレクターの諸戸佑美です。
多くの人が関心を持つ、生と死の話。人は死んだらどこへ行くのでしょうか。誰も知る由のない異世界ー冥界。
【シネマの時間】第66回は、話題の冥界ファンタジーアクション映画『神と共に第一章:罪と罰』をお送りします!
本作は、人気漫画家チュ・ホミンの代表作であるウェブコミックを実写映画化し、世界的大ヒットを記録したファンタジーアクション映画『神と共に』2部作の第1章"罪と罰"。
ある日、火災現場で少女を救い壮絶な死を遂げた消防士ジャホンの前に、冥界の使者で地獄の裁判の弁護と護衛を務めるヘウォンメクとドクチュン、カンニムが現れ「人間は死ぬと49日間に7つの地獄の裁判を受けなければならない」と伝えます。
その裁判すべてを無罪でクリアした者だけが、現世に生まれ変われるというのです。
ジャホンは3人の使者に導かれ、現世での「罪と罰」が問われる7つの地獄巡りの旅を行いますが、実直で貴人であるはずのジャホンの意外な過去が次々と発覚し、空前絶後の展開に……!
輪廻転生、三途の川など日本でも共通する東洋的な死生観をベースに、ハリウッド映画ばりの見事なVFXやアクション、家族愛や友情の人間ドラマを織り交ぜた壮大な映像世界は、スリル満点でホロッと涙するシーンもあり感動的です。