10月上演の東京二期会「蝶々夫人」制作発表会に、演出家・宮本亜門と衣装デザイン担当の髙田賢三が登場
「昔から演出したいと思っていた作品。2020年には海外上演が決まっていて、有名なザクセン州立歌劇場でも行うと聞いたときは、身体が震えた。賢三さんにドキドキしながらお願いしたと」と宮本亜門さん。
「大変な仕事なので迷いもありましたが、あこがれの作品だったので引き受けました。すごく難しいが、面白い。日本の着物でファンタジーを表現したい」と髙田賢三さん。
この秋、公益財団法人東京二期会が、ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)とデンマーク王立歌劇場との共同制作公演で、ジャコモ・プッチーニ作曲のオペラ『蝶々夫人』を上演します。
■最高のスタッフ・キャストで贈る、新制作の『蝶々夫人』
東京二期会は、これまでも各国の歌劇場と共同制作によって、世界水準のオペラ公演を日本で実現させてきましたが、本プロダクションは東京でワールド・プレミエを迎えます。
その後に、ドイツ、デンマークでの上演を予定しており、今回の『蝶々夫人』は、まさに“日本が世界に向けて発信するオペラ”いえます。これからの日本におけるオペラ文化を考える上でも、きわめて重要な意味を持つ本プロダクションに、最高のスタッフ、キャストが集まりました。