潔くなくても、不器用でもいい。愛すべき「私のスタイル」はきっとある
街を歩いていて目を引くあの人。なぜその人に惹かれるのか、そこに感じられるのは背後にあるライフスタイル。その人からイメージをふくらませて、素敵な生活を想像してみた。
■どこにいても自分のスタイルを纏う人
先日、ビーチリゾートで見かけた、鮮やかな景色と対照的なホワイトコーデに身を包んだ人。
1枚でさらりと纏ったビッグサイズのリネンシャツは、袖にギャザーがあしらわれていてシンプルながら存在感がある。ドラマチックなつば広帽の顔周りにはスカーフが巻かれていて、クラシカルでいい。
この大きなつば広帽をトランクに詰め込んだであろう彼女は、あれもこれもと欲張らずに、自分らしい洋服を厳選したのだろう。
ホテルに帰ったら海水で濡れたシャツを洗濯して、次の日はタウンで着るのかもしれない。
ハットは、スカーフはどのように着るのだろう。
どこにいても自分のスタイルはこれだと言っているかのような彼女。
彼女のように、自分のスタイルを纏って生きられたならどんなにいいだろう。
■あなたの「スタイルの核」は、どこにある?
そう、たとえば。
季節の変わり目のおしゃれを吟味する。
シーズンスタートはスタイルを更新するチャンス。