9月3日は「ドラえもん」の誕生日。この記念すべき日に、神奈川県・川崎市に『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』がいよいよオープンします!
ここは、『ドラえもん』や『パーマン』でおなじみの藤子・F・不二雄さんの「SF-すこしふしぎ-」な世界が楽しめる、ママにイチオシのおでかけスポット。
「おうちスタイル」編集部では、一足先にお邪魔して、大人も子どももワクワクしてしまうミュージアムを体感してきました。親子で楽しめるオススメポイントを
「見る」、「遊ぶ」、「食べる&買う」の3回に分けて、みなさんにご紹介していきます。
ミュージアムまでの時間もワクワク! 「送迎バス」
ミュージアムの最寄り駅は、小田急線・JR南武線の登戸駅。登戸駅生田緑地口からは、ミュージアム直行のシャトルバスが運行しています。料金は片道200円。バスは「ドラえもん」「パーマン」「オバケのQ太郎」「キテレツ大百科」をテーマにした全4台を用意。
つり革や降車ボタンが「ドラえもん」や「パーマン」だったりと、テンションの上がるキャラクターバスです。ミュージアムにつくまでに、どこにどんなキャラクターが使われているか、お子さんと一緒に探しながら乗るのも楽しそうです。
貴重な原画をじっくり楽しもう 「展示室Ⅰ」
1階にある展示室Ⅰでは、貴重なカラー原画を展示。壁にかけてある原画は、ドラえもんの身長129.3cmにあわせているので、子どもが見やすい位置なのがうれしい。
また、展示台の引き出しをのぞくと、「パーマン」のコピーロボットなど作品ゆかりのアイテムが各所に隠れているので要チェックです。
ちなみに、エントランスでは音声ガイド「おはなしデンワ」を貸し出してくれます。子ども用はクイズにチャレンジできる特別仕様なので、ゲーム感覚で展示室を回れるのがポイント。
名作の第一話の原稿が展示されている 「展示室Ⅱ」
2階の展示室Ⅱでは、企画展示を開催。「はじまり」をテーマにした、『ドラえもん』や『オバケのQ太郎』の第1話目の原稿などを展示しています。
“藤子不二雄”マニアにうれしい、藤子不二雄(A)先生とのコンビ時代の肉筆回覧誌もあるので、ママやパパが幼いころに読んでいたまんががどうやって誕生したのかがわかります。ちなみに、ここにはパーマンバッヂをデザインしたソファもあるので、座って展示をゆっくり眺めるのもオススメです。
藤子・F・不二雄先生の仕事場を再現! 「先生の部屋」
展示室Ⅰと展示室Ⅱの間には、藤子・F・不二雄さんの仕事場を再現。愛用していた机の上には、お気に入りの恐竜のフィギュアや本が置かれている。
ここに来たら、ぜひ上を見上げてみて! 高さ8.5mの書棚には、先生の秘蔵コレクションがタワーのようにそびえ立ち、どんな本やグッズが置かれているか、じっくりと観察してみましょう。
ここでしか見れない短編映画を上映 「Fシアター」
展示のあとはシアターへ。一度に100人が入ることができる広さで、ここでしか見ることのできない10分の短編オリジナルアニメーションを上映しています。上映時間はシアターの入口で教えてくれるので、見逃しのないように前もって確認しておくとスマートに動けます。
Mama’s Point!! ママに優しいポイント
エントランス側には、コインロッカーとベビーカー置場を用意。おでかけに荷物が増えてしまうママは、大きな荷物やバギーをここで預けておけば、子どもものびのびと遊べるし、ゆったりとした気分で展示を楽しめます。
次回は「遊ぶ」をテーマに
オススメポイントを案内します。どうぞお楽しみに!(c)Fujiko-Pro
※「オバケのQ太郎」は、藤子・F・不二雄、藤子不二雄(A)の共同著作物です。
『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』所在地 :神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
開館時間:10:00~18:00
休館日 :毎週火曜日、年末年始(12月30日~1月3日)
入館料:大人・大学生1000円 高校・中学生700円 子ども(4歳以上)500円
※3歳以下は無料
チケットは日時予約制。
入館時間は10:00 /12:00 /14:00 / 16:00 の1日4回。
チケット購入方法全国のローソン各店で購入可能。
お問い合わせ:
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム お問い合わせダイヤル
Tel. 0570-055-245 (9:30~18:00)
取材/齋木 香奈美