フェアトレードのアクセサリーを買って、ケニアの子どもたちに車椅子を届けよう
いつもおしゃれなファッションアイテムを届けてくれるフェアトレード・ブランド「ピープル・ツリー」で、ケニアの子どもたちに車椅子を届けるキャンペーンがスタートした。ケニアの生産者団体「ボンボルル・ワークショップ」のアクセサリー100個につき、車椅子1台が届けられる。
「ボンボルル・ワークショップ」のアクセサリーは、ひとつひとつ職人の手によって丁寧に作られたアイテム。秋冬のコレクションは、イヤリングやネックレス、ブレスレットなど、ゴールドに輝く真鍮(しんちゅう)がとても美しく、地味になりがちな秋冬のファッションを華やかに彩ってくれそうだ。
しかし、ケニアの生産現場は、今、とても苦しい状況に置かれている。「ボンボルル・ワークショップ」は、国自体が貧しいケニアで、さらに厳しい状況にある体が不自由な人たちの暮らしを支えるため、障害を持つ人にアクセサリー作りや革細工のトレーニングをし、現在100名ほどを雇用している。しかし、世界的な不景気の波を受けて海外からの注文が減り、売上が大きく落ち込んでいるのだ。「ボンボルル・ワークショップ」と15年以上パートナーの関係にある「ピープル・ツリー」は、このキャンペーンで三輪の車椅子を作るための寄付を行い、障害を持つ子どもたちが自分の意志で移動できるようになること、さらには、車椅子の生産も行う「ボンボルル・ワークショップ」の新たな雇用を生み出すことを目指している。
(C) People Tree / Miki Alcalde
本キャンペーンは、新作以外にも「ボンボルル・ワークショップ」のすべての商品が対象となる。ピープル・ツリー直営店、全国の取扱店の他、カタログ通販やオンライン・ショップでも販売中だ。
アクセサリーを買うことが、遠く離れたケニアの子どもたちの支援になるのなら。秋冬のおしゃれに、「ボンボルル・ワークショップ」のアクセサリーを選んでみてはいかが?
◆キャンペーン概要
期間:2011年8月25日~12月31日
対象商品:ボンボルル・ワークショップによるアクセサリー
対象店舗:ピープル・ツリー直営店(自由が丘、モザイク銀座阪急)、カタログ通販、オンライン・ショップ、モバイル・ショップ、全国のピープル・ツリーお取扱店舗(一部店舗のぞく)
取材/池田美砂子