ベビーベッドにも最適、おしゃれなハンモックをインテリアに取り入れよう
ハンモックというと、白いタコ糸のような紐で編まれたものを思い浮かべる方が多いと思うが、マヤ文明から受け継がれた伝統的な編み方で編まれたメキシカンハンモック(マヤンハンモック)は、メキシコ独特のカラフルな色使いや、心地いい座り心地、寝心地、通気性が特徴で、現在でもマヤの面影を色濃く残すユカタンでは、今でも子供から大人まで皆ベッドを持たずにこのハンモックで寝ているというほど、長く愛され、生活に密着しているもの。
日本ではまだまだ馴染みがないが、実は大人ひとりが縦に寝るのにちょうどいいスモールサイズ(¥7,500)から、大人ふたりと子どもひとりが横に寝るのにちょうどいいジャンボサイズ(¥15,500)まで5種類のサイズがあり、それぞれ色や柄もさまざまで、今季の新色も入荷されたばかりだ。
最初にこのハンモックのことを知ったときは、さまざまな色使いや模様などそのデザイン性に惹かれたが、実際にメキシカンハンモックに試乗してみると、とにかくその乗り心地のすばらしさにハンモックを降りたくなくなることに驚く。座っていても寝ていても自分の体重や動きでかすかに揺れるのだが、それがなんとも心地良く、これならベビーも喜ぶのでは……と思ったら、やはりユカタンではこのハンモックをベビーベッドや揺りかごとしても使うとか。
ベビーベッドとして使う場合は、写真のようにハンモックの端の部分を固結びすると端の距離が短くなるためサイドが立ち上がり、ベビーが寝返りをうっても転がり落ちないようにすることができる。また揺れていないとぐずってしまうベビーでも、ハンモックを一押しするだけで心地良い揺れが生まれぐっすりと寝てくれたり、ハンモックの使い方次第ではハンモックの縦半分をベビー用スペースに、残り半分にママが座ってベビーの世話ができたりもする。もちろん普通のハンモックなので、ベビーの成長に合わせて買い換える必要もなく、ベビーベッドとして使う必要がなくなったら、大人がそのままインテリアや自分のベッドとして使ったり、アウトドアで楽しむことができるのもとてもエコで経済的。
しかもこれからの季節はハンモックの中に敷き布団をいれることで保温性を高めることができ、夏は敷き布団を外すとかなり通気性がよく熱帯夜でも涼しく寝ることができるので、季節を問わず年間を通じて活躍してくれる。