今年の冬は、天然とらふぐを極める

日本の天然とらふぐ漁獲量の9割を占めるという、遠州灘産の天然とらふぐ。ふぐの名産としては山口県の下関が有名だが、近年、浜松にもふぐの加工場が整備されたことからその土地ならではのお得な価格で堪能できるようになった。浜松エリアの宿泊施設が集中する舘山寺温泉では、温泉地が一丸となってその魅力をアピールしている。

中でもおすすめはデザイナーズ旅館「花乃井」が提案する"遠州灘産天然とらふぐづくし懐石"。10月より漁期を迎えるという、獲れたての天然とらふぐを余すところなく味わえる。その美味しさは、他のふぐとはまったく異なるという。
今年の冬は、天然とらふぐを極める
身は噛みしめられるほど良い弾力、焼けば脂が滴り落ちるほどのジューシーさ。美肌に効果テキメンのコラーゲンも豊富というのが女性にとってはさらに嬉しい。


懐石はおしるしの「ふぐひれ酒」から。ふぐの食し方はさまざまで、その部位はひれ・ふぐ皮・身・白子にまで渡る。調理法も同じく、薄く削ぎ切りにした芸術的な「てっさ」、身の「焼きふぐ」「ふぐから揚げ」、ゼラチンとコラーゲンを生かした「煮こごり」、「てっちり(ふぐ鍋)」「ふぐ雑炊」と日本料理の奥深さと旬の天然とらふぐが織り成すまるでひとつの物語のよう。

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