『クリスマスのその夜に』ベント・ハーメル監督オフィシャルインタビュー
●多民族国家ノルウェーを象徴する部分が映画にはありますね?原作と変えた部分の一つとして挙げられるのは、登場人物の少年とイスラム教徒の少女です。実は、原作では少女は黒人ではありません。クリスチャンの色々な状況の様々な人々を映画に登場させたかった。それは、元々この作品のコンセプトだったのです。
●物語の舞台は架空のノルウェーの街ですね?舞台はノルウェーの架空の街です。撮影は、スウェーデンの小さな村で行いました。そこは早くから雪が降るところで、冬の撮影に適していたからです。しかし、舞台はあくまで平凡などこにでもある架空の街なのです。
●最後にメッセージを。映画を作っている時は、あまり気に掛けませんが、完成したらもちろん多くの観客に気に入ってもらえたら嬉しいです。よく観客がどう思おうが構わないなんていう監督もいますが、そんなの嘘です。一人でも多くのひとに観てもらいたいですし、この作品は特に毎年クリスマスの時期に繰り返して観てもらえると嬉しいですね。
作品情報『クリスマスのその夜に』
監督・脚本・製作:ベント・ハーメル『ホルテンさんのはじめての冒険』『酔いどれ詩人になるまえに』『卵の番人』
出演:アリアニット・ベリシャ サニ・レスマイステル ナディア・ソークップ
配給:ロングライド
12月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開!
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