イケてるダンナは自分で育てる~プレモルでプチご褒美!?
杉浦さんは、すぐに実践できる手軽な育成術として「例えば食卓にプレミアムモルツを出してみては?」と提案している。プレミアムモルツといったら、お酒を飲まない人でも知っているくらい有名な、プレミアムビールの代表的な存在である。
「プチご褒美」として、いつものビールを変えるだけなのだが、言葉がなくても感謝やねぎらいの気持ちは充分に伝わるだろう。また、発泡酒をプレミアムモルツにランクアップするのは、その差せいぜい100円程度。これなら、家計に負担をかけることなく、無理のない範囲で続けられそうだ。
「プチご褒美」の目的は、なんといっても「愛情」を伝えること。食卓のプレモルに加えて、キスやハグなども日常に取り入れられればさらにベター。今まで全くそういったことをしていなかったという人は「イベントをきっかけにしてみては?」と杉浦さん。
クリスマスやバレンタインなど、世間で盛り上がっているイベントに併せて、さりげなく取り入れるのがポイントなのだそう。
「イケダン育成術は、継続が大切」と、杉浦さんは語る。お手軽に取り入れられる
「プチご褒美術」で、ダンナを「イケダン」へと変える一歩を踏み出してみては如何だろうか?
「イケダン育成術 ~賢妻に学ぶ結婚生活を幸せにする技術~」
著:杉浦里多
発行:文藝春秋
価格:893円(税込)
杉浦里多 プロフィール
(株)DELICE代表。P&GでSK-Ⅱなどブランド育成に辣腕をふるい、独立。企業研修などを手掛ける傍ら、恋愛や結婚を独自のマーケティング理論で支援。幸せな結婚を応援するサイト『DELICE』も主宰。
取材/菊池 美佳子