『私だけのハッピー・エンディング』ケイト・ハドソン インタビュー
医師ジュリアンは、マーリーの病気をがんだと診断して、そして手の施しようがないことを告げるまで、一緒に苦悩の日々を経験するの。彼はとてもまっすぐで、病を告げられて傷つきやすくなっている彼女に対してとても親身になってくれて、文字通り彼女は彼の前では裸にならなければならないの。
彼女が夜の街をさまよってナイトクラブに行くシーンがとても好き。そこにはジュリアンがいた。以前マーリーがこの場所のことを彼に話したことがあって何となく立ち寄ってみたのよ。2人は互いに話し始めて、お互いのことをよりよく知りあうようになる。とてもいいシーンだったわ。彼が初めてリラックスした姿を見せるの。
医師としてじゃなく、ジュリアンという一人の人間として。
ガエルとは初めて共演したけれど、彼の驚くほど情熱的な瞳に惹きつけられたわ。見てると、「何が起きてるの?」と思うくらいに惹きつけられてしまう。でもやわらかい視線なの。目の小さな恥をソフトに動かして笑うから、「もう勘弁して、たまらないわ」って言いたくなるのよ(笑)。
作品情報『
私だけのハッピー・エンディング』
12/17(土)、新宿ピカデリーほか全国公開中
(c) 2010 Earthbound Films, LLC