『ドラゴンエイジ‐ブラッドメイジの聖戦‐』栗山千明&谷原章介インタビュー
●谷原さん、GACKTさんの演技はご覧になっていかがでしたか?谷原さんはすごく男前なのに、あんなに三枚目のキャラクターが出来るというのは表現力の技術があるからこそだと思います。カサンドラのふてぶてしさと対極的になってバランスよくなっていたなと思います(笑)。
GACKTさんの声も、本当にナイトコマンダーの声になっていて、GACKTさんだと言われないとわからないくらい、キャラクターのイメージにぴったりだなと思いました。普段からアーティストとして声のお仕事をしているだけあって、そういう技術がしっかりしていてすごいなと思いました。
●ナイトコマンダーの思惑、大司教の次期ディヴァインになる為の策略など、人間ドラマの部分はいかがでしたか?実際の世界観とはかけ離れた世界とはいえ、人間たちは同じじゃないですか?権力争いをしたり、大事な人が亡くなってしまった時の悲しみとか。このストーリーを人間として共感が出来るし、すごくリアルだと思います。リアルな人間を描いているのに、その世界観はブラックファンタジーを描いていて、それが良いバランスで構成されている作品だと思います。