FOXバレンタイン・スペシャルインタビュー『素直になるって、いちばん後悔しないこと』
~HIROKIさんだけのはずが、「来週YAMATO来るから」って(笑)。~●そういう曲にしようって、話し合ってそうなったんですか? それとも自然に?自然にですね。最初は、主人公はどのくらいの年代なんだろうとか話し合ったりしましたけど、でもあえて年代を変える必要もないんじゃないかってことになり。
●「自分自身」ってこと?あ、でもHIROKIさん曰く、妄想が入ってたみたいですけど(笑)。
ORANGE RANGEさんって私が中学生くらいのときからすごい人気で、みんな見ていたバンドなので、憧れなんです。その憧れの気持ちも歌に入ってもいいかなと。だったら、あえて私の年代も22歳のままでいいかなって。だから何を決めるっていうんじゃなくて、自由に書いた感じですね。
●ORANGE RANGEの他のメンバーとも歌ってますよね。同じ『Loveliest』だけど、出だしがぜんぶ違っていて。Aメロが違ったりBメロも違ったりするんですよね。YAMATOさんのときは、私のBメロに合わせてAメロを作ってきていただいて。
もともとはHIROKIさんとのコラボってことしか決まってなかったので、まさかORANGE RANGEみなさんとコラボするなんて思ってなかったんですけど、気づいたら「来週YAMATO来るから」とか言われて(笑)。
「どういう風になるんですかね?」とかシライシさんに聞いても、「来てみないとわからない」って(笑)。
●わりとノリで決まっていったんですね(笑)。長年の信頼関係があるからこそだと思うんですよ。
制作のときも、ORANGE RANGEさんとシライシさんの愛をすごく感じて。私ここにいていいのかな、みたいな(笑)。
●ORANGE RANGEのファンの方の反応はどうだったんですか?皆さん、ツイッターとかブログでいろんなコメントくださるんですけど、「この曲を聞いて、いまから彼氏に会ってきます」とか。
●あ、わりとポジティブなんですね。「何あの女?」とかいう感じじゃなく(笑)。いまのところそういうのはないですけど(笑)。ORANGE RANGEとコラボしてくれてありがとうとか、ライブでもコラボしてくださいとか言っていただけてうれしいですね。
●メンバーそれぞれに合わせて歌い方も変えているんですか?はい。
たとえばHIROKIさんの歌詞は、外のシチュエーションなんですけど、YAMATOさんのは部屋のなかにいる設定なんですね。だから私もYAMATOさんのときは、部屋のなかにいるようなやさしい感じで歌ったり、ファルセットを多めにしたりとか。
RYOさんとYOHさんのバージョンでは、ケンカして素直になれないってところからはじまるので、強気な女の子の感じで歌ったり。RYOさんYOHさんの曲の場合はレゲエで裏乗りだったので、また違う難しさがありました。