英国初の女性首相となったマーガレット・サッチャーをメリル・ストリープが演じ、アカデミー賞主演女優賞ノミネートなどでも話題となっている映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。こちらの3月16日(金)の公開に先駆け、国会議員に向けた試写会を2月21日(火)実施した。
辻元清美政治の厳しさとともに一人の人間として女性としての生き様が伝わってきて、同じ女性政治家としていろんなことを考えさせられた。男性政治家より女性政治家のほうが厳しい状況なのは日本も変わらないですね。決断して時代を動かすサッチャーさんは、私を育ててくれ身近で見させていただいた土井(たか子)さんとすごく重なりました。考え方や哲学は違いますが、信念を貫くところは、私も似ているなと思います。パワーをもらえる映画なので、サッチャーさんと同じ思いをしているのではないかと思う、働く女性の方に観てほしいです。
辻元清美衆議院議員
河野太郎強い信念をもった人で頭が下がります。
11年も首相を務めたのはすごいことです。今の日本にはいないからね。
河野太郎衆議院議員
中川秀直彼女が首相になったのが1979年、私が議員になったのが1976年。同じ時をずっと政治家として歩んできたからいろんなことを思い出しました。考えが言葉になり、言葉が行動になり、行動が運命になり、という彼女の強い信念を凄く感じました。そして、ご主人をひとりにして家庭を随分犠牲にしてきたのだろうが、それでもご主人のことを愛していたというのが非常によく伝わってきました。