メリル・ストリープが圧倒的な演技力で演じ切る<鉄の女>マーガレット・サッチャーの栄光と挫折を描く人間ドラマ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』。第84回アカデミー賞主演女優賞を見事受賞した、メリル・ストリープとフィリダ・ロイド監督が来日し、プレミア試写会舞台挨拶を実施。
観客からの温かい拍手に迎えられ客席を通って登場したのは、黒のフェラガモのコートジャケットにプラダの靴を履き、TASAKIのパールネックレスと指輪をつけたメリル・ストリープ。フィリダ・ロイド監督とともにファンからの花束を受け取る一面も。また、マーガレット・サッチャーが就任当時、首相として活躍し、ご本人とも交流も深い中曽根康弘氏が、今回本作を鑑賞しにご来場しており、メリル・ストリープと監督がご対面し、握手を交わした。
●メリルさん、オスカー受賞おめでとうございます!オスカー常連のメリルさんですが、意外にも29年ぶりの受賞。受賞発表の瞬間のことを教えてください。メリル:ものすごくハッピー!この歳だから感動しないわと思っていたけど、頭が真っ白になって、興奮したわ。
受賞したのはたった3つだけど(笑)。
●日本に来ていかがですか?メリル:とても光栄です。3.11から1年。未来は、希望は、絶対あると伝えたいわ。
フィリダ:日本に来るとすごく謙虚な気持ちになります。本作は非常に自信があります。楽しんでもらえると思うわ。