『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』 ライアン・ゴズリングインタビュー

●ジョージは悪ふざけをすることで有名ですが、どのように対処しましたか? いつも警戒していましたか?そう、いつも警戒していないといけない。

『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』 ライアン・ゴズリングインタビュー
●ターゲットにされました?されたよ。

●仕返ししました?いや、それは不可能だ。

●マスコミを信頼していますか?してない。

●この映画は『ドライヴ』(11)のような寡黙なキャラクターを演じるのとはどう違いますか? この映画ではかなりのセリフがありますよね? 俳優としてはどちらが好きですか?2つは異なる経験だし、それぞれが何か違うものを表現している。バランスなんだ。あの映画では話さないことがいい。言葉が少ないことによってもっと多くを語れるようにね。
映画に沈黙の空間があるのはいいものだ。あんなふうに演技できるのはめったにないから楽しめたよ。

●『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督との仕事はいかがでしたか?僕たちは全然違うけど、考え方には通じるものがある。僕がアイデアを出すと、彼もまったく同じアイデアを出すんだ。最初に会った時に、僕は運転すること自体を描く映画だと思った。スピード感のある運転だけじゃなく、実際に車を運転するという経験と、音楽を聴きながら自分の車に座っているイメージが浮かんだ。すると監督が「この映画は音楽を聴きながら車を乗り回す男の話だ」と僕に言ったんだ。彼にわかっていたのは感覚だけだった。
僕は思ったよ。僕はこの人とあまり違わないのかなってね。僕たちは同時に同じ夢を共有している。今はそれを有効に使うことを考えているんだ。

●次回作は?今僕は、1950年代のギャング映画『Gangster’squad』を撮影中なんだ。ショーン・ペンがギャングのミッキー・コーエン役を演じている。ジョシュ・ブローリン、エマ・ストーン、ロバート・パトリック、マイケル・ペーニャ、素晴らしいキャストだ。

●そういった素晴らしい俳優たちと共演するのはどんな感じですか?怖い!僕の大好きな俳優たちがたくさん出ている。
だから僕にとっては大きなチャンスだし、全員、役作りのスタイルが違うんだ。そのプロセスを彼らと経験するのは面白かったよ。

作品情報『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ライアン・ゴズリング、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイ、ジェフリー・ライト、エヴァン・レイチェル・ウッド
配給:松竹
3.31 モラルなき闘いが始まる
(C)2011 Ides Film Holdings, LLC
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