『連続ドラマW 罪と罰 A Falsified Romance』高良健吾インタビュー

●高良さんは撮影中もすごく客観的に“弥勒”を見ているような感じがしますが、プライベートとの自分と、“弥勒”を演じている自分は、どのように切り替えを?客観的に見ることができているかもわからないですけれど…この現場中は、常に『罪と罰』のことを考えているし、台詞にも追われていますし…。でも切り離しているときもあるんですよ。明後日、クランクアップするんですれけども、僕は今こうして取材を受けている。これは切り替わっている…のかなと思います。この『罪と罰』の撮影の間に『横道世之介』の撮影が入っていたりもして。切り替えとか、自分ってなんだろうと考え出してもわからないんですよ。自分は自分だから、この瞬間の自分が一番の自分だと思っています。一日しか休みがなくて次の現場に入ろうが、一年あろうが、やることは変わらないだろうな、と。


『連続ドラマW 罪と罰 A Falsified Romance』高良健吾インタビュー
●大変難しい役どころで、演じるうちに「ここは弥勒とシンクロするな」というポイントはありましたか。弥勒は、けっこう難しいことを言うんですよね。だから、表面的な部分を見たら全然共感できないんですけれど、みんなが共感できる部分もあります。弥勒のように、いちいち“資格”とは考えないけれど、「自分はこれをやっていいのかな」とか、「向いてないんじゃないかな」というのは、弥勒の「自分に資格はあるのか」というのと近い考えなんじゃないかと思います。

僕は台詞を覚えてから現場に入るのですが、現場に行けば目の前に水川さんがいたり、色んな人たちがいて。そこで色んな事が生まれる中で、きっと僕が共感できたり、理解できる部分が加味された、弥勒になっていると思います。

●作品を通して得たものは何ですか?この現場と出会えたことだと思います。スタッフとキャスト、みんなに出会えたこと、この『罪と罰』という、しんどい作品をやらせていただけたこと。
弥勒というキャラクターからは、自分の嫌な部分を出してくれたなーと、そういう感謝の気持ちもあります。自分の連ドラ初主演がこの作品で本当に良かったなと思います。

作品情報『連続ドラマW 罪と罰 A Falsified Romance』
原作:落合尚之(『罪と罰 A Falsified Romance』双葉社刊 漫画アクション連載)(c)落合尚之/双葉社
監督:麻生学
出演:高良健吾、水川あさみ/伊藤歩、堀部圭亮、中尾明慶、橋本愛、染谷将太、朝倉あき/萬田久子、田中哲司、伊武雅刀ほか
4月29日(日・祝)スタート
毎週日曜よる10:00【第1話無料放送】
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