ミス日本選出、才色兼備の慶大生が語る英語と仕事

「海外で働きたくない」と答える人間が増え、文科省による発表では海外の日本人留学生の減少が明らかになるなど、若者の内向き志向が話題を集めている。

そんな中、にわかに注目されているのが、慶應義塾大学法学部4年の谷中麻里衣さん。小学2年から6年を海外で過ごし、帰国後も努力を続け、中2で英検1級、高校時代にはTOEIC満点中990点を獲得。さらに、大学2年生の時に2011年度ミス日本グランプリに選出され、現在はタレントとしても活躍する才色兼備の慶大生だ。

ミス日本選出、才色兼備の慶大生が語る英語と仕事
彼女の活動や考え方の基礎になっているのは、高校時代に通っていた予備校、早稲田塾で身に付けたものだと言う。早稲田塾は、東京と神奈川で15の校舎を展開する現役高校生向けの専門塾。大学受験のためだけでない、社会に出てからも役立つ力を養成している。2012年5月からは、竹中平蔵・慶應義塾大学教授がグローバル人材を育成する「世界塾」も開始。


ミス日本選出、才色兼備の慶大生が語る英語と仕事「スーパーエコノミクスプログラム」選抜メンバーとして、竹中平蔵氏と香港へ研修に行った時の様子。左から3人目が谷中さん。

「早稲田塾では、大勢の生徒の前で英語のスピーチやプレゼンテーションをする機会があり、くじけそうになりながらも、人間力が成長すると感じました。参加している高校生は全員意識が高く、そんな環境の中で切磋琢磨し、互いの能力を高め合うことが良い経験になりました」と、早稲田塾時代を振り返る谷中さん。

「ミス日本の活動や今の仕事でも役立っていて、今の私を支えている土台は早稲田塾で形成されたのだと思っています」。そんな谷中さんが目指す進路のひとつに報道キャスターの仕事がある。動機は「小学生の時にアメリカにいて、9.11テロに遭遇。父がワールドトレードセンターの近くに勤務していて、安否が分からずドキドキしながらテレビを見ていました。
その経験から報道の重要性を実感しました」とのこと。

さらに、オリンピックの現地リポートなど、世界を舞台に得意の英語力を生かした仕事にも意欲を見せる。世界で活躍するために必要なものは何かという問いに対しては「自信。自分がやってきたことに対する自負があると海外でも堂々と振る舞うことができます。そのためには絶対的な自信を持てるほど努力を積み重ねることが大切ではないでしょうか」と、論理的な答えと、日本を代表する笑顔で締めくくってくれた。

参考サイト:早稲田塾

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