『ジョン・カーター』テイラー・キッチュ オフィシャルインタビュー

『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』のアンドリュー・スタントンが手がける、初の実写作品、エドガー・ライス・バローズの古典冒険小説『火星のプリンセス』をディズニーが実写映画化したアドベンチャー超大作。こちらで主演を務める、、『ウルヴァリン』で注目のテイラー・キッチュのインタビューをお届けする。

『ジョン・カーター』テイラー・キッチュ オフィシャルインタビュー
●あなたの演じるジョン・カーターには壮絶なバックグラウンドがありますが、役者としてその部分をどのように表現しましたか?初めて脚本を読んだとき、人物を中心に展開されるストーリーだということ、そして大きな映画会社の作品だということに惹かれたんだ。大きな会社の助けがあればすごい方法で映画作りをする機会がフィルムメイカーにあたえられるからね。ジョン・カーターについても、その家族や南北戦争や色々なバックグラウンドが分かるようになっている。それを演じるのは大変だけど、同時にあれがあったおかげで映画全体を通しての根幹が僕にあたえられたんだ。たとえばカーターが自分の指輪で遊んでいるシーンがあるけれど、それが彼にとってどれほど大切なものなのか観客は知ることになる。心から打ちこまなければ演じられないことをやるのは俳優として最高だよ。
本当に最高だった。

●撮影前に、どんなトレーニングをしたのでしょうか?また、役のために髪を伸ばしたのですか?この映画の準備をしている時にティム・リギンズを演じていたから、髪を伸ばす必要はなかった。よく注意して見ていたら、リギンズの体が変わっていくのがわかるよ(笑。)撮影の4ヶ月前から食事制限も始めた。撮影は週6日。撮影中は、疲労との闘いだった。他の俳優が同じことを言うのを聞いたことがあるかもしれないけれど。僕は健康に十分気を配っていたが、週6日の撮影で、僕は事実上すべてのシーンに登場するんだよ。
それを8ヶ月もやる。その間、食事制限もしている。朝4時に起きてトレーニングをし、その後1日中撮影をする。それもあんなシーンだ。どうしても疲れるよ。それはハードだったね。

準備の間に、ジョンとはどんな男かを完璧に理解することも大変だった。僕は歴史学者に会ったり、南北戦争についての本、手紙などを大量に読んだ。
それはとても参考になったよ。とくに、手紙はね。家族に向けて、今、自分が置かれている状態をつづっているんだ。その気持ちを僕は理解しようとした。ほかのことも、すべて。たとえばあの時代は、何もかもが今よりシンプルだった。家族の元、妻の元に帰ること、そして新しく生まれた自分のベイビーに会うこと。大事なのはそれだけだったんだ。
金や、物欲なんてなかったんだよ。家族を守ることしか考えていなかったんだ。自分が愛する家族の元に帰ること。それだけ。ジョンにとってもそうだった。なのに、それが奪われてしまったのさ。彼は、家族を守るためだと思って南北戦争に出かけて行ったんだよ。それだけに、平手打ちを食らったような感じだったんだ。



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