【試食レビュー】渋谷ヒカリエで話題の「然花抄院」カフェに行ってみた
4月にオープンしたばかりの渋谷ヒカリエShinQs5階に、京都・室町に本店を構える御菓子司「然花抄院(ぜんかしょういん)」の和カフェが関東初出店した。
今回は、渋谷ヒカリエ ShinQs店限定の「茶庭ノ膳」(1400円~)をいただくことに。「茶庭ノ膳」は、然花抄院おすすめのお菓子3種を中心に、抹茶、コーヒー、日本茶などの飲み物がセットになったメニュー。
メインのお菓子は、超人気商品の「『然』かすてら」、抹茶のクリームが入った「聖花冠抹茶」と、小枝のかたちをしたおせんべい「薪」。
丹波黒豆を食べ、京都で育った鶏の卵を使用しているという「『然』かすてら」は、卵の風味が濃厚で、甘く素朴な味わい。外はふわふわ、中はとろとろで、口に入れるとすぐに溶けてしまうほどで、この食感にはまる人も多いはず。
「聖花冠抹茶」は、ひんやり冷たい抹茶クリームが、しっとりとしたカステラの中に流し込まれており、抹茶の苦みの効いた大人の味。「薪」は、黒糖風味の生地を二度焼きした小枝の形をしたお菓子で、かりっとした歯ごたえが絶妙。
そのほか軽いメレンゲのような食感の「室町傍瑠」や、ぴりっと山椒が効いた口直しにおススメの「玉しぐれ」が付いており、1つのプレートで「然花抄院」のさまざまなバリエーションを楽しむことができる。
店内には工房と物販、ギャラリースペースも併設され、地下2階にはお菓子の販売専門コーナーもある。「和」スイーツで、ほっと一息つきたいときにはぜひ足を運んでみてほしい。