『一枚のめぐり逢い』ザック・エフロン&テイラー・シリング インタビュー
●あなたの人生で、軍隊に入るキャリアを選択する可能性はありましたか?ザック:ぼくは向いていないよ。舞台でふざけていたからね。誰でも12歳になるとほとんど直ぐに、兵隊になるということを考えなくなるね。
テイラー:私もないと思う。時々仕事を通して考えるわ。自分が演じたいろんなキャラクターを通してね。軍隊に入っている男性と女性たちにはとても敬意を抱いているわ。
ザック:この映画をやった後、ぼくもそういったことを意識するようになった。
戦場がどんなものか見てみたいという思いはあるんだ。
●この映画のロマンスの部分について。「写真で見た女性を見つけるために国を横断する」という考えや経験について実際にやることを想像出来ますか?ロマンチックですが。ザック:そうだね。それをしないといけなかったからね(笑)。(一同笑)キャラクターとしてのローガンの素晴らしい点はそこだよ。そういったことを経験した後も、彼には目的や突き進むものがあった。もっと価値のあるもののために、もう一つの目的があった。
彼の任務はまだ終っていなかったんだ。
●ザックの次の予定を聞かせてください。ザック:「Paper Boy」から始めるよ。とてもクールな感じですごく興奮している。ニコールとの仕事は驚くべきだったね。彼女は最高だった。ずっと現場で彼女と一緒にいて、一緒にシーンを演じるのはシュールだった。映画はとてもいいものに仕上がっている。
●自分の製作会社を持つことで、もっと自分のキャリアをコントロール出来ると感じますか?ザック:そうだね。作品にかなり早い段階で関われるから、最初の段階で題材についてもっとコントロールを持つことが出来るんだ。ぼくはちゃんと地に足が着いた題材が好きなんだよ。アクションや恋愛ものとか、どんなものでもリアリティに基づいたものがね。だからそうやって自分たちと同じ考えを持つ人たちを見つけるんだ。例えば、脚本家たちと物語を自分たちが思うように作り上げたりとかね。とても楽しいよ。
●外でのシャワーシーンについて教えてください。テイラー:朝起きて、「とてもナイスなルックスの男性とシャワーを浴びるわけね。悪くないわ」って言ったわ。(笑)
●緊張はしませんでしたか?テイラー:その時まで3カ月くらい一緒に仕事をしていたからね。お互いがとても楽に感じていたの。すでに一緒にアリゲーターを食べていたわけだし、心が通じあっていたわ。ある意味楽なの。
ザック:そのシーンをやる上で長い間かけて気持ちを作っていくんだ。それはナーバスになるべきものなんだ。
でも実際にやる時にはもうそうは感じない。
テイラー:そうなの。ザックはとても紳士で、私にとってやりやすくしてくれたわ。現場全体がとても素敵でパーフェクトだった。ほとんど1テイクだったと思う。2回やったかしら。
ザック:ぼくははっきり覚えてないな。ぼくが覚えているのは……忘れて。
覚えていないよ。サンキュー、ガイズ!
作品情報監督:スコット・ヒックス
出演:ザック・エフロン、テイラー・シリング、ブライズ・ダナ、ライリー・トーマス・スチュアート、ジェイ・R.ファーガソン
配給:ワーナー・ブラザース
6月16日(土)丸の内ピカデリー他、全国ロードショー
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