最近の調査によると、「最近購入した、もしくは購入を考えている高価なモノ」という問いに対して、下記のような結果が出ています。
1位 家電(38.5%)
2位 洋服など(18.7%)
3位 インテリア(10.7%)
4位 アクセサリー(9.9%)
5位 スポーツ用品(4.4%)
少し前だと、外見を飾るための洋服であったりアクセサリーが上位にきていましたが、今回の調査では家電が第1位に躍り出るという結果に、そしてそんな家電の中でも、美しくなるための必需品・美容家電や人気の携帯音楽プレーヤーを上回り、カメラが1位になるという結果が出ています。
この意外な結果に関して、デジタルライター杉田磨弥さんはこう話します。
「ブランド名やカワイイといった基準だけで選ぶのではなく、機能性と価格、デザインとのバランスからより自分が楽しめると感じ、自分磨きができるかどうかが家電選びの重要なポイントになってきました。さらに購入の際にはスロー消費を意識し、高くても長持ちするモノの本質を意識しながら製品をチョイスする傾向が高いです。」
直観的な要素だけではなく、複合的に考えて物を選ぶ時代にきているのですね。ではなぜカメラが多いのでしょうか。
「コンパクトデジタルカメラでの表現に限界を感じ、より質を求めた女性が、機能・重量・使いやすさなどのトータルバランスで、ミラーレス一眼を選ぶことが多くなってきました。当初はデザイン性を重視していた女性も、カメラの“表現力”を重視し、クオリティーを求める傾向が高まってきたように思えます。」
生活の必需品ではないけれど、内面と外見において自分自身を磨くことができるという意味でも、長く使えて自分を磨くことができるアイテムに注目が集まっているのですね。
特にカメラは、楽しい瞬間や美しい風景を撮影するといった趣味を充実をさせる側面の一方で、レンズとの対峙=自分との対峙という内面を掘り下げていくアイテムとしても、有効なのかもしれません。
注目が集まる一眼カメラ、写真はレンズ交換式一眼カメラ「NEX-F3」(ソニー)
調査データ:ソニー
中尾明慶と息子で手紙を書いて、仲里依紗の誕生日プレゼントを買いに行ったはずが…?