『デンジャラス・ラン』ライアン・レイノルズ インタビュー
●アクションの撮影にはどのくらいかかったんですか?たぶん、撮影は3日間ぐらいだよ。そのあいだは、コブやら、すり傷やらで、みんなかなりボロボロになった。格闘の相手ともかなり荒々しく格闘したけど、それはそれ、今のようなアクション・シーンにするには必要なことだからね。
●ではアクションに備えて、トレーニングはしましたか?肉体的にはあんまりしていなくて、むしろ知的な部分でしたね。元CIAのアドバイザーと話したりして、彼らが一体どんな生活を送っているかを学んだんだ。
●これから映画を観る方へ、見所を教えて下さい。この映画は多彩なものが見られる機会だと思うよ。ハラハラドキドキが大好きな映画ファンにアピールするだけじゃなく、人間を描いたドラマでもあるからね。
どんな俳優でもアクションだけの映画に出演するのが、とくに好きな人間はいないと思うよ。なにせキツイし、激しいからね。無事にやりきるのは大変だ。十年前は、セメントの床に倒れるのは愉快なことだった。いまじゃ痛いだけ。まさにセメントでしかない。
いずれにせよ、この映画にひきつけられるのは、これが人間ドラマだからだ。この二つの側面、つまりアクション映画の面と、深い人間性のドラマをうまく組み合わせられたら、とても魅力がある作品になるんだ。
両方の面に興味のある観客にとってもね。