サベイランス系スリラー『388』ヴィンチェンゾ・ナタリ氏インタビュー
■本作の見どころを教えてください。ナタリ:映画そのものじゃないかな。コンセプト自体がユニークだし、役者たちも気付かれずに撮影されているという設定も、犯人の精神異常者の視点というのも面白いしね。
観客は現実に起こりうるという恐怖を感じる部分もあるだろうし、そのあたりの技術とアイデアが上手く使われてところも楽しんで欲しいね。
■今後の作品『Haunter』についてお教え頂ける範囲内で、見どころは?ナタリ:簡単に説明するのは難しいんだけれど、ある家族が1985年の同じ日を何度も何度も生きていて、家族の中でアビゲイル・ブレスリン演じる主人公だけがその事実に気付いている。なぜなら彼女は既に死んでいて、幽霊だからなんだ。
家族のしあわせな一日、全てが完璧な生活の中に、実際にはもっと邪悪なものが潜んでいる、というもので、そこには、実際の我々の生活もそうじゃないのか、という意味も含まれているんだよ。