少しずつ寒さが増すこの季節、家のなかでゆっくり編みものや手芸を楽しむのが楽しみという人も多いのでは? そんな人にぜひおすすめしたい糸の専門店、その名も「Keito(ケイト)」が問屋街の馬喰町にオープンした。
この店を運営するのは、57年の歴史を持つ編み物手芸出版社「日本ヴォーグ社」。
「昨年の震災の影響でハンドクラフトに目が向いたり、ファストファッションの流行で、人とは違うものを作って身につけたいという人が少し増え、初心者向けの手作り本が最近動いているんです。その割には手芸店がどんどん減っていて、また初心者の方が本を見ただけでは分からず、出版社宛に質問がすごく増えてきて。電話では説明が難しいところがあり、また実際に毛糸が素敵だということを伝える場所を作りたいということになり、お店を始めました」と、「日本ヴォーグ社」の三根さんはオープンのきっかけについて語る。
「サルビア」を主宰する、デザイナーのセキユリヲさんによるロゴがかわいい。