「第32回東芝グランドコンサート2013」が開催! 本当に良いものに出会える貴重な場
クラシックのコンサートと言えば、やはり格調高い、特別な場。日々どうしても繰り返しになりがちな日常生活の中で、ときどきはそういったスペシャルな雰囲気を味わいたいもの。株式会社東芝は、これまで30年以上にわたりそんな素晴らしい体験を提供してきている。
(C)林喜代種
毎年、東京サントリーホールで行われる「東芝グランドコンサート」は、株式会社東芝が芸術文化支援活動の一環として行っているもの。これまでもずっと世界の一流オーケストラを招聘し、国内外の著名指揮者やソリストらと共に、素晴らしい演奏の場を作り上げてきた。
32回目を迎える今年は、圧倒的なエネルギーと革新的なアプローチで聴衆を魅了するロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、指揮者には溢れる才能とカリスマ性を持ち、いま最も注目される若き俊英ヤニック・ネゼ=セガン氏を迎え、1月31日に幕を開けた。
ヤニック・ネゼ=セガン氏のタクトさばきに場内は息をのみ、まず1局目の「シューマン:歌劇『ゲノフェーファ』序曲Op.81」をエネルギッシュに演奏し終わると、割れんばかりの大きな拍手が沸き起こった。
他にもいま日本で最も輝いている若いヴァイオリニスト、庄司紗矢香を迎えてプロコフィエフの「ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調」、後半にブラームスの最高傑作「交響曲第4番ホ短調」が演奏され、音楽ファン約1800人を魅了した。