『世界にひとつのプレイブック』ブラッドリー・クーパーにインタビュー

■クライマックスのダンスシーンが素敵でした。ダンスレッスンはかなりされたのでしょうか? 撮影に入る前、数週間と撮影中も練習を重ねた。双極性障害に似たところがこのダンスもあって、3つの曲に変化するのが難しかった。でも練習によってジェニファーと一層、息が合うことができたのはよかったよ。

『世界にひとつのプレイブック』ブラッドリー・クーパーにインタビュー
■34歳でハングオーバーでブレイクされました。遅咲きともいえますが、将来への夢を抱く日本の若者にメッセージをお願いできますか? 自分はとても幸運に恵まれた。自分の仕事が本当に好きだし、ほかには得られない満足感が演技をしている時は感じられる。情熱を持って続ける鍵は、自分のやっていることを心から愛することだろう。
愛せないのであれば、それはもしかしたら違うのかもしれない。

やりたいことがあれば、ほかの人が違うのではないか? と意見しても耳を貸さないことも時には必要かもしれない。内側からやりたいことがあれば、それを追いかけていくべきだ。俳優は小さな小屋でやる演技も、本作のような大きな映画の演技も同じように満足感を得られなければならない。

■作品の見所と、これから映画をみる日本の観客にメッセージをお願いします。僕も主人公パットから大きなことを学んだ。パットの経験・思考を体験することによって、ひょっとして持っているのかもしれない心の病への先入観がなくなり、それが共通して皆が持っている感情や状況であると理解した。

この作品で「思いやりと共感すること」について学んだ。
誰でも人生のトラウマにあう可能性がある。コメディだし、ドラマであってひとつのジャンルにとらわれない映画だ。

最初はパットがどんな奴かわからないが、だんだんと彼や映画に惹きこまれていくんだ。スポーツカーに乗っているようなギアチェンジが激しい映画だが、笑って、泣いて楽しんでみてほしい。

作品情報『世界にひとつのプレイブック』
公式サイト
監督・脚本:デビッド・O・ラッセル
出演:ブラッドリー・クーパー/ジェニファー・ローレンス/ロバート・デ・ニーロ
配給:ギャガ
2月22日(金) TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開
(C)2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
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