環境にやさしい暮らし、していますか? いまどきの女子たるもの、エコに気を使うのは常識! と思ってはいますが、実際のところはせいぜいエコバッグを持ち歩いたり、割りばしを使わないようにしたりする程度。日々のなかでできることはしているつもりだけど、初歩中の初歩どまり。もう少しステップアップしなきゃと感じている今日この頃…。
しかし、いざ「やろう!」と意気込んでみたものの、何をしたらいいか途方にくれてしまう人も多いと思います。そこで、ちょっとした工夫でより環境にやさしい生活になるポイントを、「食器洗い」「洗濯」の2点に絞ってまとめてみました。
■エコな食器の手洗いのコツ食器を手洗いするときに、ついつい水を出しっぱなしにしてしまいますが、どれだけの量を使っているか知っていますか? 10分間出しっぱなしにすると、なんと約120リットルの水が排水溝に流れていくそうです。
しかし、つけため洗いなら20リットルで済みます。次のようなちょっとした工夫をすれば、少量の水で汚れをしっかり落とすことができます。
1.汚れのひどい食器と軽い食器を分けます。油のついた食器は重ねないように、食べ残しや油汚れは新聞紙やキッチンペーパーなどでふき取ります。
2.洗い桶に水をはり、洗剤を少量溶かし、5〜10分つけ置きします。
3.汚れの軽いものからスポンジで洗っていきます。
4.洗い桶に新たに水をはり、泡をざっと洗い落としてから、最後に流水で仕上げます。
とりあえず手元にあるものから手当たり次第に洗っていては、水をたくさん消費してしまいますよね。効率良く洗えば時間も短縮できて、一石二鳥。洗剤は泡切れがよく、すすぎが簡単なものを選べば、さらに使う水が少なくて済みます。
泡切れがよく、エコな洗剤として人気が高いのが、エコベール。再生可能で生分解性の高い、植物とミネラルをベースとした洗剤です。
湿らせたスポンジに2~3滴とるだけで、しっかり洗えます。ため洗いするときは、水1Lに対し2~3滴を目安に薄めるだけでOK。
「食器用洗剤レモン」は、アロエと小麦プロテインの天然保湿成分が配合されていて、お肌にもやさしいのが嬉しいところ。さわやかなフレッシュレモンの香りが、使うたびに幸せな気分にしてくれます。
■エコで上手な洗濯機の使いこなし方次に、エコな洗濯のコツです。最近の洗濯機や洗剤は優秀だから…とついつい頼りっぱなしにしてしまいますが、ひと手間かけるだけで汚れ落ちが各段にアップします。
1.シミやひどい汚れは事前につまみ洗いをするか、あらかじめつけ置きしてから洗濯機へ入れます。
2.繊維はお互いこすれあうことで汚れを落としています。洗濯機を回すときは、水位にあった量の衣類を入れたほうが効率よく汚れが落ちます。少量洗いのときは、水も洗剤も少なめで洗います。
3.洗剤はたくさん入れると汚れ落ちがよくなると思っている人も多いようですが、汚れに効くのは一定量の洗剤だけです。余分に入れた洗剤は、その機能を発揮せずに排水となって流れていきます。
4.泡立ちが悪いと洗えていないと感じてしまいますが、洗浄力と泡立ちは関係ありません。少量の水でもしっかりすすぎができるよう、泡立ちを抑えた洗浄成分を配合している洗剤を選ぶのがコツです。
エコベールの「ランドリーリキッド」は、ナタネ油由来の洗浄成分が低温でもしっかりとした洗浄力を発揮。おだやかな泡立ちで、ドラム式洗濯機にも最適です。酵素、蛍光増白剤、着色料、合成香料が無配合なので、着る人にもやさしく、ラベンダーの香りが心も癒してくれます。
また、繊維は洗濯するたびにこすれてへたってきます。大切な衣類を長持ちさせるには、本当に汚れてから洗うのがコツです。さらに、洗濯後すぐに乾燥機に入れる前に、風通しのよい場所で粗乾きさせると、省エネにもなるし、繊維にもやさしくなります。