たったワンスプーンのヨーグルトで、便秘や下痢が改善!?
■一日たったスプーン1杯のヨーグルトでも整腸作用が続いて、「ビフィズス菌BB536を含むヨーグルトの整腸作用」と題し、森永乳業株式会社食品基盤研究所小田巻俊孝氏より、新たな研究結果の発表が行われた。
腸内細菌のバランスが健康のためには大切であり、特に善玉菌であるビフィズス菌は腸内で乳酸や酢酸を生みだし、それらも善玉菌となるため、腸の調子を整える力が強いと考えられるそうだ。そこで生きたまま腸に達するビフィズス菌BB536による整腸作用の実験を試みると、便秘傾向者、下痢傾向者ともに30g摂取でも100g摂取と同等の整腸作用が見られたという。
■毎日の食生活に手軽に取り入れられるレシピも紹介少量でも毎日ヨーグルトを摂取することが大切だと考えられるため、株式会社エビータ代表取締役で管理栄養士の浅野まみこ氏から、手軽な取り入れ方が紹介された。「ヨーグルトは、そのまま食べるだけでなく、ソースにしたり、漬けこんだり、隠し味にしたり、仕上げにトッピングしたり、使い方も様々。また、ヨーグルトは発酵食品や和食と相性が良く、納豆やみそなどと合わせるのもおすすめ」だそう。
この日は、ワンスプーンのヨーグルトを用いた、「豚肉の味噌漬け わさびヨーグルトソースがけ」と「サバ缶とビーンズヨーグルトサラダ 乳清ドレッシング」、「ヨーグルトと豆腐のミニドルチェ」の3品が紹介された。
このように、森永乳業によると、女性が気になる便秘や下痢を防ぐためには、ビフィズス菌を含むヨーグルトを日々摂取することが大切であること、ビフィズス菌BB536を含むヨーグルトには、たったワンスプーンの少量でも整腸作用が見られるということ、さらにヨーグルトはさまざまな方法で料理に取り入れられるということだった。腸の健康に関心のある方は、ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
・森永乳業
公式サイト