『藁の楯』の幼女連続殺人鬼を熱演した藤原竜也、「あれは演技ではないですよ。わりと素」と暴露!?
自身初のSP役に松嶋は「拳銃の構え方や身のこなしはすぐに身に付くものではないので、長時間をかけてトレーニングをして、本物のSPに見えるように努力しました」とこだわりの役作りを明かした。
チェーンで頭を殴られる衝撃的シーンでは「監督から『こんなのやりたくないわ』という感じで痙攣してと言われました。もちろん、そんなことは微塵も思っていませんが、という気持ちで挑みましたけど」と熱演を振り返った。
幼女ばかりを狙った変態連続殺人犯役の藤原は「難しい役柄でしたが、三池監督と組めるのが楽しみだったので、期待して現場に入りました」と極悪キャラに挑戦した理由を説明。
SP役の大沢と松嶋には「とても暑くて長い期間の撮影でしたが、途切れることのない集中力を発揮してくれたので、とても頼もしかった」と難役を務める上でのサポートに感謝していた。
しかし三池監督は、藤原の極悪演技に関して「あれは演技ではないですよ。わりと素。お酒が入ると大体あんな感じ。どこかの街で見かけても、気軽に声をかけない方がいい」ときついジョーク。
それでも「人間は他人と違う自分を隠しているはず。それを上手く豊丸というキャラに結び付けていくという行為は、俳優にとって必要な能力」と藤原の役者としての才能を称賛していた。
映画『藁の楯』は全国公開中
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