「アベノミクスで夏のボーナスは期待大!」森永卓郎さんが読み解く、働く女のボーナス経済効果
安倍内閣が推し進める経済政策の“アベノミクス”。円安が進んで、株価も上がっているけれど、本当に私たちの生活は良くなるだろうか?
お買い物なら、国産の家電製品を選ぶと経済的波及効果が高いのでオススメ! 美容家電に目を向けて(森永さん)
夏のボーナス時期が近付く今、経済評論家の森永卓郎さんに伺った。「『アベノミクスは期待先行で、実体経済は良くなっていない』というエコノミストもいますが、それは真っ赤なウソ。実体経済も相当上向いていますよ」(森永さん)
特に、アベノミクスの三本柱の一つである大胆な金融緩和による効果はかなり大きいとのこと。
「リーマンショック直後から世界各国は金融緩和を進めて、EUはお金の量を2倍、アメリカは3倍に増やしたのに、日本だけが全く増やさなかった。その結果、円の価値が上がって、30%も円高が進んだんです。
そのせいで大手家電メーカーや自動車メーカーが空前の大赤字に転落したわけですが、それもここ最近の円安によって、軒並み黒字に回復しています。トヨタなんて、今年度は過去最高の利益になるかもしれないと言っているほどです」
■企業が儲かっているということは、私たちのお給料も上がるということ? 「残念ながら賃金が上がるのは、もう少し先ですね。