将来、どんな家庭を持ちたい? 既婚者に尋ねる理想の家庭像とは
ただ、2人目の出産に躊躇したものの、実際に2人以上の子どもを持った人に、「2人以上を出産したことについて、家族の幸福感の観点から、満足しているか」をという質問には、6割強の人が「とても満足している」と回答。さらに、「やや満足している」人も合わせると、98.4%の人が、2人以上を出産し子育てをする生活に満足している結果となりました。2人以上の子どもを持ちたいと思っている独身女性には嬉しい結果ですね。
さらに、安倍政権が打ち出している「子育て支援政策」に関して、2人目の出産に躊躇している人への質問では、「幼児教育の無償化」が実現したら、出産意向に前向きな影響があると回答した人は8割を超えた他、「待機児童ゼロに向けた保育園の拡大」、「育児休暇の3年間延長」も、実現した場合約6割の人の出産意向に前向きな影響があり、家計に関係する政策が出産の意向を高める効果があると考えられるようです。
また、生活・経済と密接した関係にある要素として、「今後住みたいと思う住居」についての質問では、子どもが2人以上いる対象者の7割以上が「持ち家一戸建て」に住みたいと回答。また、「子どもなし」、「1人子どもがいる」対象者は、それぞれ52.4%と62.6%で、子どもの人数が多いほど、「一戸建て」を志向する人の割合が高いことがわかりました。
この調査結果はいかがでしたか。結婚や出産などまだまだ先と思わず、既に結婚している人の意見も参考に、より具体的な将来の家庭像を描いておくといいかもしれません。また、自分自身の将来のためにも、より出産しやすい環境が整うように、行動していくことも必要ですね。