家族で使えるオーガニックスキンケアシリーズ「華密恋」の工場見学に行ってきた
まずは、カミツレ原料に安曇野の清らかな水と発酵エタノールを入れてよく混ぜ、9日以上じっくり熟成。その後、ろ過してカミレツエキスを抽出する。その工程を2回繰り返して濃密なエキスを抽出。熟成用のステンレスタンクには生産者の名前と日時を明記するなど、肌の弱い赤ちゃんにも安心で安全なようにトレーサビリティや衛生管理は食品並み。
ちなみに、このとき出たしぼりかすは堆肥化し、有機肥料として再利用しているそう。
1982年に発売された華密恋ブランドの原点ともいえる入浴剤は、こうして出来たカミレツエキス100%。1回分に全草(花・茎・葉)120本分の国産カモミールの有効成分が凝縮されているというからすごい!
「カミツレの里」には「八寿恵荘(やすえそう)」という宿が併設されており、
家庭で入る10倍(!)もの高濃度のカミツレエキス湯の日帰り入浴や宿泊もできる。もともと社員の保養所だったところで華美な設備こそないものの、豊かな自然に癒される宿。私も3歳の娘と泊まったのだが、田舎の祖父母の家にでも遊びにきたように寛げた。「華密恋の湯」のリラックス効果も抜群で、私も娘も普段以上によく眠れ、肌もツルリとした。
有機農法が一般的ではなかった30年前から、健康と環境のことだけを考えて生まれた「華密恋」。新生児から年配の方まで年齢や性別を問わず使えるとあって、親子3代での愛用者も多い。カモミールには保湿や抗炎症、抗菌、抗アレルギーなどの作用があるといわれ、なかには華密恋を使って子供のアトピーがよくなったという人も。