私たちの卵子も「老化」するって本当？！

これが排卵です。一般的に生涯で排卵される卵子の数はおよそ500。卵のもとは排卵のたびに少なくなるだけでなく、肌や脳と同じように年齢とともに老化して、死滅しながら数を減らしていくのです。


ちなみに排出された卵子は、卵巣の上に広がる卵管采にキャッチされ、その先の卵管を通って子宮へ運ばれます。卵管の途中で膣から入ってきた精子と出合うと受精卵になり、子宮内膜に着床すれば妊娠です。


ここから出産までの間、胎児を保護して育てるのが子宮の役割。なお受精卵が着床しない場合は内膜がはがれ落ち、月経となります。

この排卵、妊娠、あるいは月経という一連の流れをコントロールするのも、実は女性ホルモンです。卵子を運ぶ卵管の動きを促し、受精卵を迎えるために子宮内膜を厚くするのはエスちゃん（エストロゲン）の仕事。

受精や着床に備え、受精卵が着床した後の子宮内膜の状態を整えて、流産を防ぐために子宮の収縮を抑えるのはプロちゃん（プロゲステロン）の役目です。

【連載】
・女性ホルモンのバランスを整えて、身体の不調やイライラを改善
・女性ホルモンを脅かす、アラサー女子の大敵とは？


協力：ホルモンを整えて潤い美女になる! 1日1ケアメンテBOOK
監修：関口由紀

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