ジョニー・デップが明かす、カッコ良さの秘訣は「アンクールであれ、そして無視をしろ。」
『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作の名プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーとゴア・ヴァービンスキー監督が、アメリカの国民的ヒーローをスクリーンに蘇らせた同作。正義に燃えるヒーローのローン・レンジャー(アーミー)と復讐に燃える戦士トント(デップ)が、聖なる力に導かれて巨悪に立ち向かっていく様をアクション満載で描く。
演じたトントについてジョニーは「テレビシリーズでもトントが好きで、彼が何故相棒でしかないのか不思議だった。僕は組織からはみ出したアウトサイダーが昔から好きで、今回は原住民的キャラクターを前面に押し出すことができると思ったし、トントを引き立たせるチャンスでもあると感じた」と愛着を語り、頭の上に乗せた鳥や顔面に施した奇抜なメイクは「とある絵画からヒントを得たんだけれど、そこに描かれている原住民はそれまでの僕のイメージを覆した。頭の鳥はまるで魂の案内人のように思えたんだ。皆さんにもぜひ頭に鳥を乗せてもらいたいね」とキャラクター造形へのこだわりをアピールした。
主人公を演じたアーミーは「ジョニーはディテイルを常に観察していて、スタッフの動きが作品全体にどんな影響を及ぼすのかを、長く豊富な経験から完璧に把握している。僕もそんな姿勢を参考にしていきたい」とハリウッドスターの現場での立ち居振る舞いを絶賛。
さらにアーミーが「太陽を直接見てはいけないことや、トレイでのお尻の拭き方を教わったよ」と冗談めかすと、すかさずジョニーも「そのアドバイスを送った時は生の鰻を食べていて、深い瞑想状態にあった。きっとオムツもしていただろう」とそのジョークに合わせ、相棒としての愛称のよさを見せていた。
『ローン・レンジャー』
8月2日(金)より全国公開
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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