倍返し? 女上司の酷過ぎるパワハラ! 映画『パッション』デ・パルマ監督インタビュー
Q:『パッション』の重要な鍵となるのが主演女優ふたりのキャスティング。レイチェルとノオミはどんな女優? オリジナル版のアラン・コルノー監督は、キャラクター間の性的な惹かれ合いについて避けて通っていた。だがレイチェル・マクアダムスとノオミ・ラパスは、それをストレートに演じたんだ。僕はふたりに“キスして、エロチックに”などとは指示していない。彼女たちがそうしただけだが、とても効果的だったよ。
レイチェルとノオミは『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(11)で共演し、安全地帯から危険なゾーンに足を踏み入れることができるほど、お互いを熟知していた。ふたりは何事も恐れずに挑戦した。とてもエネルギッシュで心を揺さぶる姿勢だったよ。
レイチェルはとてもセクシーだ。ものすごく邪悪な女性を楽しんで演じていたよ。女優は役のクリスティーンのように操るのがうまいタイプの女性を演じたがらない傾向にあるが、レイチェルは全力を尽くして演じてくれた。
『ミレニアム・ドラゴン・タトゥーの女』(09)でのノオミ・ラパスの不安定さを表現する高い能力に魅了された。ノオミはとても恐ろしい。彼女の頭の中で何が起こっているかわからない。彼女なら本当に人を殺せると思えてしまうよ。
(c) 2012 SBS PRODUCTIONS - INTEGRAL FILM - FRANCE 2 CINEMA
『パッション』
10月4日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
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