「大人の女性に必要なこと」って…!? 知的美人であり続けるために知っておきたいこと
肝心の資産運用の話ですが、お金に対する知識ゼロ、預金はすべて普通預金口座へ貯蓄という、女性記者である筆者にもすんなりと理解できる内容でした。そして、知識を持たないまま即、資産を運用する必要はなく、実際には3ステップを踏んだほうがいいとのこと。
ひとつ目のステップは、【お金を仕分けてみる】。お金はまず、「生きる」「育てる」「楽しむ」の3つのポケットに分けて考えることが大前提だそうです。
「生きる」ポケットとは、すぐにお金を引き出すことができる、生活費を入れておく貯蓄ポケットのこと。ここに入れる金額は人それぞれですが、3ヶ月~12ヶ月分の生活費を入れておくことが基準だそうです。
「育てる」ポケットとは、「生きる」ポケットの残りのお金を入れておく部分。将来に備えておくために、「生きる」ポケットとは別に確保しておくことで、安心感が生まれます。
「楽しむ」ポケットが、資産運用をするポケット。ただしこのポケットは趣味のためのポケットで、持たなくてもOK。漠然と貯蓄をするだけではなくドキドキ感を楽しみ、大きなリターンを狙うためのポケットで、必ず「生きる」「育てる」ポケットを作ってからお金を入れる必要があるそうです。現在持っているお金の10%を上限とする金額が目安。
ここで疑問を覚えるのが、「なぜ普通預金に貯蓄するだけではダメなの?」という点。これに関しては、担当者が丁寧に説明してくれました。
「現在の普通預金の金利は、標準0.02%。100万円預金をすると、1年間で200円利息が付きます。ここから税金を引かれると160円。ATMでたった一度の時間外手数料を支払っただけでマイナスになる金額です。お金を増やす黄金ルールは、元本×金利×時間。この法則でしかお金は増えません。つまり、多額の元本を時間をかけて寝かせて利息を稼ぐか、高い金利の金融商品に元本を預けるしか方法はない、ということです。だからこそ資産運用という、金利を味方に付ける方法を検討してみてはいかがでしょうか」
なるほど~、だから「楽しむ」ポケットを作ることを考えたほうがいいいわけですね。納得です。