風邪の季節到来! 風邪を防ぐために毎日身につけたい習慣とは?
さらに、お風呂に入ることは風邪をひきにくい体質をつくるのはもちろん、風邪の予感がしたときにも役立つそう。風邪のひき始めに効果的なのは、入浴で体温をしっかり上げること。そしてしっかり発汗すること。そうすることで多少の不調であれば回復させられるかも。ただし体や髪を濡れたままにしておかないように注意してください。
また、既に風邪をひいて熱がある場合は、お風呂に入るのは控えたほうがよいとのこと。熱があるというのは、体そのものの力で免疫を高めて、細菌と戦っている状態なので、外からの力で体温を高めてしまうと身体の機能が乱れて、さらに悪化することも。
では、風邪をひきにくい体質にするためには、どんな入浴法が効果的なのでしょうか。
そのポイントは、体温を38℃以上にあげ、そのあとゆっくりと体温を下げていくことです。
そのために、夏は39℃、冬で40℃の少しぬるめのお湯で20分程度ゆっくりと浸かりましょう。そのほうが、深部からしっかりとからだを温めることができるのです。炭酸ガス入りの入浴剤を利用すると、さら湯よりも早く体温を上げることができるので、使ってみるのもいいですね。
忙しいとついついシャワーで済ませたりすることも多いかもしれませんが、今年の冬は風邪予防のためにもしっかりとお風呂に浸かる習慣を身につけてはいかがでしょうか。
協力:バスクリン お風呂博士 石川泰弘
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