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衣替えは“下準備”をして楽をする~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン8~

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主婦にとって衣替えは、一年の中でも大仕事。でも、我が家の秋の衣替えは楽ちん! その秘訣“下準備”についてのお話。



衣替えは“下準備”をして楽をする~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン8~


■衣替えの下準備とは?

育ち盛りの男の子3人(全員、サッカー小僧)がいるので、衣類は消耗品である。だから、おさがり大歓迎! あちらこちらからの頂いた衣類が、山ほどある。もちろん去年着ていて今年も着られそうな服、兄から弟たちへのおさがりもある。それを種類別、サイズ別に仕訳することを、私は“衣替え”の下準備と呼んでいる。



■衣替えを1アクションだけやる

家事を億劫なものにしない秘訣は、「1アクションだけやる」と決めて手をつけることだ。1アクションとは、文字通り1つの動作で終わること。

衣替えを、アクションに区切って考えてみよう。大きく分けて、3つのアクションが必要なことがわかる。



1)今季、着るための洋服を準備する

2)洋服ダンスに、新しい季節の服を入れる

3)終わった季節の服のメンテナンスをして、収納しておく




■衣替えを始めるための魔法の言葉

衣替えの下準備の日は、「今日は、上記の1)のみをやる!」と決めておく。2)、3)は別の日にやるのだ。そう思っていないと重い腰は上がらず、どんどん先延ばしになる。



下準備は、頂いたおさがりや衣装ケースに散在する服を、1ケ所に集めるところからスタートする。これを、どんどん衣装ケースに放り込んでいく。ケースには、「半袖110センチ」「短パン140センチ」「夏用お出かけ着」「パジャマ」など、できるだけ具体的な内容を書いたメモを貼る。
こうすると、何をどこにいれるかハッキリするので整理しやすい。
衣替えは“下準備”をして楽をする~育休中に家事上手になる! 育休家事レッスン8~


■服の傷み具合、サイズをチェック

次にケースに放り込んだ服を畳みがてら、傷み具合をチェックする。擦り切れているもの、汚れているものは、この時点で外す。またサイズアウトした服も傷み具合をチェックして、着られそうなものは次のおさがり先に差し上げるべく、紙袋に畳んで入れる。傷んだ服は、潔く捨てる。(今年は捨てる服だけでゴミ袋二袋分もあった!)



■家事の力点を決めておく

“下準備”さえ終わっていれば、衣装ケースから洋服ダンスに中身を移行する作業は、たいしたことはない。何がどんな状態でスタンバイしているか把握していれば、むしろ楽しい作業である。ちなみに、私は“下準備”は、春に1回だけしている。
だから秋は“下準備”ができた服を取り出すだけ。更に、「来春に下準備をするんだ」と思っていれば、終わった服のメンテナンスも大らかな気持ちでやれる。



つまりは、「いつ、ちゃんとやるか」という家事の力点を決めておけば、「アレもしてない」「コレもできていない」と、気持ちだけ先走って疲れることもないのだ。





文章/楢戸ひかる

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