クリッパン社 社長のピーター。温かく誠実な人柄が、姿形から伝わってくる
■ギリギリの挑戦を続ける
高橋:一番最初に「HOUSE IN THE FOREST」のデザイン画を見た時に、工場の技術者は「無理かもしれない」と言ったそうです。
皆川:コラボの時は、「工場が力を目一杯使わないとできないかもしれない」、そういうものづくりに挑戦します。多分、普通の(普通のというのも表現がおかしいですが)、情熱が高くない工場は「やったことがないので、できません」で終わるんだと思います。でも、クリッパン社の経営陣は「どうしてもやろう」と言って下さって。こういった工場の熱意とデザインの力が合わさり、いい結果が出たんだと思います。
「いい結果とは?」【後編】では、クリッパン×ミナ ペルホネンの秋冬ブランケットの紹介です
文章/楢戸ひかる