ただのアニメじゃない!? TOYOTAとアニメの気になる関係とは
日本のアニメと言えば、ジャパニメーションと呼ばれ、今や世界中で大人気。映画などを好んで観るという人も多いのでは? WEBで見ることができる
『PES(Peace Eco Smile)』も気になるアニメーションのひとつ。
『PES』の特徴としてまず挙げられるのは、この作品が自動車メーカーのTOYOTAと、アニメ制作会社として有名なSTUDIO4℃とのダブルネームによるものということ。なぜ自動車メーカーがアニメーションを? その疑問を、株式会社トヨタモーターセールス&マーケティングの稲川博さんに訊いてみました。
アニメーションを自動車メーカーのマーケティングに使用するのは、「TOYOTAというブランドを表現していくタッチポイントを増やし、いろいろなアプローチを使用するため」と稲川さんは言います。
そうすることで、TOYOTAに対して親しみやすいイメージを与え、10年20年先のTOYOTAブランドファンを作っていくことを考えているのだそう。
その上で、『PES』に込められているのは、「移動する喜び」「自分たちだけの空間」「当たり前に安全であること」といったクルマ本来の価値。それがストーリーを楽しむうちに、自然に感じられるようになっているから、私たちは素直にアニメーションを楽しめばいいのです。
ストーリーそのものは、住みたい街として注目を集める吉祥寺を舞台に、宇宙人Pes(ペス)を主人公に、彼が恋をする南井来実との、宇宙から来た青年とごく普通の女の子、そのふたりをとりまく世界が描かれています。