「残業は仕方ない」と思っている人が56%の過半数超
師走は、やはりどうしても仕事が忙しくなりがち。寒い中、帰りが遅くなるとストレスにもなりかねないが、みんなの残業に対する意識はどうなのだろう? そして、みんなの残業代は?
日本法規情報株式会社が行った、「就労環境問題に対する意識調査行を見てみよう。こちらは、自社で運営する『
残業代請求・労務問題相談サポート』『
人事・労務・社会保険相談サポート』の運用情報やユーザーへのアンケートを元にした発表となっている。
「残業」についての従業員側の意識は果たしてどういったものになっているのか? 経営者側の言い分としては「仕事量が増えてきても、将来また不況になった際に備えて従業員の数を最低限に抑えて長時間労働をさせたい」といったところが本音かもしれないが、従業員側としては、就労環境についてどう考えているのだろうか?
■サービス残業は日本の文化? 意識調査の結果、「必要であれば、残業は仕方ないと思っている」が最も多く33%となっている。「出来れば残業したくない」は21%、「残業代が出るのであれば残業したい」は19%、「残業代が出ないのであれば残業したくない」は15%、「残業代が出なくても必要であれば残業する」は4%「残業はするべきではない」は4%という結果に。「残業はするべきである」という残業積極派の人も1%となっている。
「残業代が出るのであれば残業したい」を含め微妙なニュアンスの差はあるものの、「残業は仕方ない」という意識を持っている人は56%という結果となった。