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コミュ下手なあなたが今すぐ実践できる、言いづらいことの伝え方【伝え方が9割】

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今回も2013年ビジネス書年間1位(紀伊國屋書店新宿本店調べ)『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんに、みなさんの「伝え方」に関するお悩みをスッキリ解決していただきます。


コミュ下手なあなたが今すぐ実践できる、言いづらいことの伝え方【伝え方が9割】

■相談1(19歳・学生)

言いにくいことを伝える時にどのような表現が良いのでしょうか。また、言い方などがまだよくわかりません。



■回答

言いづらいことほどストレートな物言いをしてはいけません。直接的に言えば言うほど、角が立ってその後の関係に亀裂が入りかねないからです。



例えば社内である人が、企画を立てたとします。あなたは、その企画に対して「面白くない」という感想を持ったとしましょう。心の声そのままに「面白くないですね」と言ってしまったら、相手は怒るだけですよね。




相手の頭の中を想像し、立場を考慮して、「○○さんなら、もっと面白い企画ができると思いますよ」と言い換えれば、相手は「確かに甘い部分があったかもしれない」と思い直すはずです。自分自身が甘いと思う内容は、他人も甘いと思うという事実に気づくからです。



このようにビジネスの現場では、「あなたならもっとできる」という、相手に期待を寄せているひと言を添えると、同じものでもクオリティを上げることが可能です。



先輩や上司に自分の意見を通したい場合も、相手の頭の中を想像する、という点は意識してください。男性は、アンケートなどの数値データを好む傾向があります。その上司の頭の中を想像して、自分の意見を通せるようなデータを準備する。そして「どう思われますか?」と聞いて、上司自らに答えを言ってもらうように導いてみてください。



これはDJポリスも用いた「チームワーク化」という伝える技術で、相手任せにするのではなく「一緒にやりましょう」と、上司とあなたをチームワーク化するのです。
人はもともとコミュニティを大切にし、集団行動をする動物という性質を生かした技術です。


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