SOPHIAの松岡充、若さを保つ驚きの秘訣と最新出演映画について語る
この創作者としては風上にも置けない龍平に、松岡は共感を示す。「メンバーがひと息入れるためにSOPHIAを活動休止にする事を決めたけど、活動してきた19年の間にこの業界から消えていった人たちを大勢見てきました。『ここまで続けられた理由は?』とよく聞かれるけれど、僕らは自分たちの歩幅で歩いてきたし、甘い汁を吸わず、哲学を変えずに来たという自負もあります」と胸を張る。
しかしそんな中でも「今ここで近道を選んだら、道に迷ったまま出てこられなくなってしまうのでは? と思ったこともありますね。それは龍平が薫さんの弱みを握って、ズルをしようとするタイミングに凄く似ていたかもしれない」と自身の体験と龍平の心境を重ねる。
劇中での龍平は新人作家と言われる20代くらいの設定だ。現在の松岡は42歳だが、演じている姿は驚くほど違和感がない。その若々しさの秘訣を聞くと「色々な方から『肌が綺麗だから若々しく見える』と言われますが、僕がやっている肌のケアは、もらったボディクリームをずっとフェイスクリームだと思って顔に塗っていたことですね(笑)。
だから肌が強くなってハリが出ているんだと思います。これ違いますかね?」と笑顔で答えてくれた。
2014年は本作公開と、3月の主演舞台、6月には主演ミュージカルも決定しており、新たなバンド・MICHAELとしての活動も本格化しそうだ。松岡は「刺激的な方が周りにたくさんいるし、自分の見たことのない自分にも出会いたい。だから気づいたら秋くらいじゃないでしょうか? もう止まれませんね」と更なる飛躍を約束してくれた。
映画『御手洗薫の愛と死』は1月18日より有楽町スバル座ほかにて公開
公式サイト